クレディセゾン主催「ゆとりある将来のための資産形成術」
皆さんこんにちは!ファイナンシャルプランナーの宮崎です。
最近、藤巻 健史氏の「迫り来る日本経済の崩壊」という本
を読みました。
外資系投資銀行でのディーラーであった彼は、その手腕を買わ
れ、世界的投資家のジョージ・ソロス氏のアドバイザーを歴任
した投資の世界では有名な方です。今は、参議院議員ですが…。
本を読み進んでいくうちに、少しオーバーな点もあるものの、かな
りな部分で共感を覚えました。皆さんも是非、読んでみて下さい。
円だけで、資産を持っていることが如何にリスクがあるのかが、お
分かりになるかと思います。
話は変わりますが、政府総債務残高(対GDP比)の日本の順位は何
位だと思いますか?
このランキングでは、残念ながら日本が243%の断トツ1位ですね。
(順位が高い程、借金の割合が多い。)一般家庭に例えて言うならば
毎月100万円の収入があるけれども、243万円の借金の支払いがある
という事です。
デフォルト不安から国債が暴落したギリシャが173%の2位です。
国民に大きな負担を強いることになった為、大規模なデモや暴動
が発生し事も記憶に新しいですね。
いつもセミナーでお話しておりますが、自国の債務状況をみると
保有資産の全部を投資に回した方が良いというのではなく、一部
を外貨であれ外国株式であれ分散した方が良いですよ…
という事に尽きます。自己防衛が益々必要になってきているのです。
今後とも、内容がブレることなく、皆さんに投資割合や分散投資の
お話をセミナーを通じてお伝えしていきます。
TMSトータルマネジメントサービス(株)
ファイナンシャルプランナー
宮崎公男